東平エリア【東洋のマチュピチュ】

2024年3月1日(金)より東平エリアご見学可能です。

皆様のご来場心よりお待ちしております。


【概要】「東洋のマチュピチュ」と称される「東平(とうなる)ゾーン」(標高:約750m)は、マイントピア別子・本館「端出場(はでば)ゾーン」(標高:約150m)から約11km離れた場所にあります。産業遺産群と自然が調和した、観光にオススメのスポットです。「東平歴史資料館」や「マイン工房」は、無料でご見学いただくことができます。「東平ゾーン」には駐車場もあり、自家用車で向かうことも可能ですが、道幅が狭く離合の難しい場所が多いので、ぜひ定期観光バスツアーのご利用をご検討ください。

2024年3月1日(金)より東平エリアご見学可能です。

皆様のご来場心よりお待ちしております。

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東平地域を代表する産業遺産のひとつに、重厚な花崗岩造りの貯鉱庫があります。関連施設である東平選鉱場や東平と黒石を結ぶ東黒索道が、明治38年(1905)に完成していることから、この貯鉱庫は、これらとほぼ同時期に建設されたと思われます。

この貯鉱庫は、第三通洞経由で運ばれてきた鉱石を、一時的に貯蔵するものでした。

東平索道停車場は、鉱山施設が集中していた東平集落の下部にあり、東平と端出場(黒石)を結ぶ主要輸送機関でした。

鉱石運搬はもちろん、日用生活品や郵便物、新聞もこの索道で輸送されていました。鉱石は、隣接する貯鉱庫から搬器に移され、端出場へと運ばれていました。
現在、赤レンガ造りの東平索道停車場の遺構があります。

現在、東平記念館の「マイン工房」として利用されている赤レンガ造りの建屋は、明治期は配電所、大正期は林業課事務所、その後は保安本部として活用されていました。

建設時期は、落シ水力発電所、東平第三変電所が明治37年(1904)の完成であることから、それらと同時期ではないかと思われます。
マイン工房(旧保安本部建屋)から現在の駐車場へと続くコンクリート造りのL字型階段が残されていますが、この下には、第三通洞、日浦通洞を走っていた電車のホームがありました。

端出場(はでば)から索道で東平へと運ばれてきた物資は、インクライン(傾斜面を走る軌道)を通じて荷揚げされていました。
現在、インクラインはマイントピア別子東平ゾーンの園内遊歩道の一部、220段の長大階段に生まれ代わっています。

東平の電車乗り場から第三通洞へ向けて2つのトンネルがあります。東平集落にある短いトンネルを小マンプと呼んでいました。

マンプとは坑道を意味する間符から転じたものとされています。
現在、小マンプの中は、東平にゆかりのある鉱山運搬機器展示場となっています。

第三通洞は、標高747mの8番坑道準の東平坑口から東延斜坑底を結ぶ延長1,795m、幅3.35m、高さ3.73mの主要運搬坑道で、明治35年(1902)に貫通しています。明治44年(1911)には、同年貫通した日浦通洞と連絡し、端出場水力発電所への導水路も併設されていました。

明治38年(1905)には電車が導入され、昭和13年(1938)からは東平と日浦を結ぶ「かご電車」(1両当たり最大8人乗り)が運転を開始し、一般利用にも提供されていました。

東平の電車乗り場から第三通洞へ向けて2つのトンネルの内長い方のトンネル、大マンプです。

マンプとは坑道を意味する間符から転じたものとされています。

明治37年(1904(に完成した赤レンガ造りの第三変電所は、落シ水力発電所から送電されてきた電力の電圧調整と明治38年(1905)に第三通洞に電車が導入されたことに伴い、その電車用に直流変換するために設置されたものとされています。現在、かつて採鉱本部が嶺北側に初めて置かれた第三の地形のやや上段に、赤レンガ造りの旧第三変電所の建屋が残されていますが、建屋の中は、変電所があった面影はほとんどありません。

 

鉱山の町として賑わった「東平」の生活文化や、別子銅山の歴史などを紹介しています。
開館時間 午前10時~午後5時(最終入場時間・午後4時30分)
休館日 ・毎週月曜日(月曜日が休日の場合は、その翌日)

※毎年12月~翌年2月末日までの期間は、全日程休館

入場料 無料
所在地 愛媛県新居浜市立川町654-3
TEL:0897-36-1300

 

「銅板のしおり」作成を体験することができます。
開館時間 午前10時~午後5時(最終入場時間・午後4時)
休館日 ・毎週月曜日(月曜日が休日の場合は、その翌日)

※毎年12月~翌年2月末日までの期間は、全日程休館

体験料金 500円(税込)
必要時間 約1時間

県道を左折すると、東洋のマチュピチュまでの5.5Kmは、道幅が狭く、車同士のすれ違いができない箇所も数多くあります。ご自分の車で行かれる場合は、十分気をつけてお越し下さい。

マイントピアでは、安心・安全に東平を楽しんでいただけるよう、ガイド付きの「東洋のマチュピチュ観光バス」をご用意しております。詳細は下記バナーをクリックし、ご覧下さい。